6ヶ月の中古ボート修復・修理⑥

ボート

船外機のリフレッシュ編

✅ SUZUKI DF20A 船外機の塗装&メンテナンス

今回購入したボートには、スズキ DF20A(20馬力・4ストローク)の船外機が付属していました。
2012年式で13年落ちですが、なんとアワーメーターはたったの28時間


ほぼ慣らし運転レベルの奇跡的な低使用時間です。

ただし、外装の状態は年式相応。
長年、雨風や海水にさらされ、艶は消え、直射日光が当たる部分はクリアが剥がれてボロボロに…。


✅ ウレタン塗装で外装をリフレッシュ!

「せっかく中身が良いんだから、外見も整えてあげたい」と思い、ウレタン塗装に挑戦することにしました。

使ったのは、缶入りの2液性ウレタンスプレー:

🛠 イサム塗料 エアーウレタン(ブラック315ml × 2本)


【作業工程】

  1. カウルのデカールはそのまま活かすためマスキング
  2. 劣化したクリア塗装を削り落とすように剥離
  3. サンドペーパーで全面に足付け(下地処理)
  4. シンナーでしっかり脱脂
  5. スプレー缶のボタンをプッシュして硬化剤を混合
  6. よく振って(40〜50秒)、当日中に作業終了

塗装は慎重に吹き付けながらも、ツヤを出すためにやや厚めに仕上げました。
その結果、どうしても多少の垂れは出てしまいましたが…

艶は抜群!さすがはウレタン塗料。**新品のような深みのある仕上がりに大満足しました。

使用量は船外機1台にちょうど2本でした。


🔧 船外機の整備も忘れずに

外装だけでなく、内部の整備もバッチリ済ませました。

🔹 アノード・プラグ・インペラ・エンジンオイル・オイルエレメント・ギヤオイル
ボートショップにて交換済

🔹 グリスアップ → 自分で実施

🔹 カウル内部はきれいな状態だったのでそのまま

🔹 ゴム製品の交換は今回は予算と時間の都合で見送り



⚠ 作業のポイントまとめ

  • ウレタンスプレーは混合後、当日中に使い切ることが必須
  • 厚塗りしすぎると垂れやすいので、ツヤとバランスを見ながら慎重に
  • サンドペーパーと脱脂は仕上がりに大きく影響する重要ポイント
  • 少しのミスは気にしない。DIYは「楽しむ」ことが一番!

これから船外機のリフレッシュを考えている方にとって、参考になれば嬉しいです!
「古い=使えない」ではなく、「手をかければまだまだ現役」。
自分の手で蘇らせたエンジンには、より一層の愛着が湧きますよ。

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