「SUZUKI DF20A船外機をウレタン塗装でリフレッシュ!19ft中古ボートの修復と実走レビュー」

ボート

海上にどうやって下ろしたの?

夫

係留場所の海上へは地元の鉄工所さんのユニックで降ろしてもらいましたよ。

船外機の塗装とメンテナンス編の内容と進水式と修復を終えた19フィートのボートでついに初めての釣行へ。
走行性能はどうか?釣りに使いやすいのか?燃費や安定感は?
気になっていたポイントを実際の使用感をもとにレポートします。

船外機のリフレッシュ編

SUZUKI DF20A 船外機の塗装&メンテナンス

今回購入したボートには、スズキ DF20A(20馬力・4ストローク)の船外機が付属していました。
2012年式で13年落ちですが、なんとアワーメーターはたったの28時間


ほぼ慣らし運転レベルの奇跡的な低使用時間です。

ただし、外装の状態は年式相応。
長年、雨風や海水にさらされ、艶は消え、直射日光が当たる部分はクリアが剥がれてボロボロに…。

✅ ウレタン塗装で外装をリフレッシュ!

「せっかく中身が良いんだから、外見も整えてあげたい」と思い、ウレタン塗装に挑戦することにしました。

🛠 イサム塗料 エアーウレタン(ブラック315ml × 2本)


塗装は慎重に吹き付けながらも、ツヤを出すためにやや厚めに仕上げました。
その結果、どうしても多少の垂れは出てしまいましたが…

艶は抜群!さすがはウレタン塗料。**新品のような深みのある仕上がりに大満足しました。

使用量は船外機1台にちょうど2本でした。

  • カウルのデカールはそのまま活かすためマスキング
  • 劣化したクリア塗装を削り落とすように剥離
  • サンドペーパーで全面に足付け(下地処理)
  • シンナーでしっかり脱脂
  • スプレー缶のボタンをプッシュして硬化剤を混合
  • よく振って(40〜50秒)、当日中に作業終了

🔧 船外機の整備も忘れずに

外装だけでなく、内部の整備もバッチリ済ませました。

🔹 アノード・プラグ・インペラ・エンジンオイル・オイルエレメント・ギヤオイル
ボートショップにて交換済

🔹 グリスアップ → 自分で実施

🔹 カウル内部はきれいな状態だったのでそのまま

🔹 ゴム製品の交換は今回は予算と時間の都合で見送り

6ヶ月の修復作業がついに完了!ついに新ボート、海へ──雨の中の進水式

ついに修復作業も終わり、海上へ降ろす計画を立てました。

係留場所は前のボートと同じところです。
海上へは地元の鉄工所さんのユニックで降ろしてもらいます。
打ち合わせ後、4月の日曜日の朝8時に決まりました。
数日前から天気予報は雨マーク。願いもむなしく、当日はしっかりとした本降りの雨でした。

早朝よりレンタカーで2トンロングトラックを借りてカッパを着ての積み込みとなりました。
約束の時間に間に合うように出発。

現地着時には、さらに雨は強くなってきました。
トラックを横付けにし、あとは作業をプロの方にお任せしました。
さすが本職だけあって、手際よくスムーズに作業が進んでいきます。



ついに海面へ着水。少し感動!

日本酒のワンカップで安全・大漁祈願しました。
悪天候なので少しだけ試験航行をして終了。


実際に海に浮かぶ姿を見て、前のボートよりもずっと大きく感じました。

新しい世界が広がりそうで疲れも吹っ飛びました!
この6ヶ月間、手探り状態ばかりの修復・修理作業でしたが、なんとかゴール!できました。

「修復した19フィートボートで初釣行!実走レビューと使用感まとめ」

19フィートに4サイクル20馬力のスピード

今回は修復の終わったボートで実際に走り釣りをした感想を書きたいと思います。まずはスピード。
これは船底修復のときに一番気になったところです。

19フィートに4サイクル20馬力ってどうなの?ってところです。

走った感想は「意外に走る!」

今までの14フィートに4サイクル15馬力、2サイクル9.9馬力でしたが、
それよりかはよく走ると思いました。
魚探のGPS計測で30〜31km/n ノットでは、約16ノットくらい。自分の釣りには十分と思える速度でした。

そして最近の4サイクル(とは言っても13年落ち)の船外機は燃費が良い。ガソリンタンクが12リットル。
14フィートの時のタンクは25リットル。まさにタンクの大きさが燃費を表していました。

スプレー激減・積載ゆったり


航行については海水のスプレーを浴びる量が圧倒的に少なくなりました。

これは船体の長さ、幅、重量が関係していると思います。
釣行ときは、うねりが大きかったですが、うねりについては14フィートと大差はありませんでした。

以前の14フィートのボートでは同行者に荷物を少なくしてほしいとお願いをしていましたが
実際の釣り場所・釣具場所の面積ともに制限なしで乗れると思いました。

14フィートボートと比べると広い安定している、速度良好。ゆとりがある。ガソリン消費少ない。エンジンの音は意外に大きい。

苦労して修復しましたが現状にはとても満足しています。

修復を終えた19フィートのボートは、期待以上の走行と快適でした。
燃費の良さ、安定感は14フィート時代と比べてきな進化を感じられ、まさに
「ゆとりのある釣り」が可能に。苦労して手をかけた分、満足度もひとしお。これからこのボートで、もっと自由に、もっと遠くまで釣りに出かけたいと思います!

そして中古ボートをご自身で修復される方に参考になれば嬉しいです!!

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